旅館 清水屋

日光国立公園・那須温泉/栃木にごり湯の会の宿
心身共に温まる当館自慢のにごり湯

0287-76-3023
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お風呂
 
 
室内風呂
室内風呂(女湯)
※男湯も同様
露天風呂
露天風呂(女湯)
※男湯も同様

 【泉 質】
 酸性 含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型) (酸性低張性高温泉)

 【効 能】
 神経痛、くじき、きりきず、筋肉痛、慢性消化器病、慢性皮膚病、関節痛、痔疾、慢性婦人病、五十肩、冷え症、
 動脈硬化症、運動麻痺、病後回復期、高血圧症、関節のこわばり、疲労回復、糖尿病、うちみ、健康増進、虚弱児童

那須温泉旅館 清水屋 入湯心得帳

 

一、那須温泉元湯鹿の湯の歴史

 元湯鹿の湯は今から約1360年前、第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の頃、狩野三郎行広が山狩の際、鹿を射損じ逃げる鹿を追いつつ山奥に入ると温泉で傷を治していたというので、鹿によって発見された「鹿の湯」と言われて自然湧出高温の天然の霊泉です。
 天平10年、聖武天皇の頃、正倉院文書に、
 「依レリ病ニ下(二)ル下野国那須ノ湯(一)ニ従四位下小野朝臣」
 又、大名の参勤交替が定着してから、江戸詰めの大名がしばしば湯治に出かけているが、その時には「湯治願」なるものを将軍家に提出して許可を必要としていた。正保2年、盛岡城主の出願に対し、
 「殿様 重直公 今九時那須御湯治御暇被候 御奉書 阿部対島守殿より 参候」
 とある様に、那須温泉は古くから日本国中の人々に、湯治場として有名でありました。温泉の効能も昔から少しも変わらず、「鹿の湯」の名の示す通り、あの若い鹿の健康な美しさを作った科学的な理由があります。皆様がご入浴なさいますと、躰全体がヌルヌルした感じがします。そしてお部屋に戻ります頃そのお肌がすべすべします。これは、含有主済が硫黄で、その他の含有量による還元現象です、肌を漂白し、シミ、小ジワに著しい効果があり、健胃、腸の流通を良くし、キメ細やかな肌となります。単なる伝説ではありません。科学力であります。
 那須温泉元湯「鹿の湯」を御利用いただきまして、ありがとうございました。
 

二、湯治の心得

【湯治の日数】
(イ)疲労回復 三日〜七日  (ロ)軽度の皮膚病又は強状を目的とするもの 一週間〜三週間
(ハ)慢性諸病の療養 三週間〜六週間  (ニ)慢性諸疾患の治療又身体改造 一ヶ月〜六ヶ月

【入浴の回数と温度】
一日の入浴回数と温度は体質、病気によって夫々異なりますが、一般的には一日三回〜四回、温度は41度から46度が適当としてあります。猶乱浴はかえって害になります。湯疲れの現象を起こし易く6回以上は慎むべきであります。

【お湯をよく効かせる法】
(イ)朝、眼がさめたら寝床をそのままにして、入浴した後また寝床に入り一時間位休養することが効果を高める入浴の秘訣です。
(ロ)湯治中は入浴、食事、休養、散歩、睡眠等規則的に定めて療養すると短時間で驚く程の効果があります。

【其の他注意】
(イ)食事直後及び飲酒後は入浴してはならない。
(ロ)湯治中一時的に病気が悪化したと考えられる時もあるが、これは湯あたりといって「治療反応」の場合もありますが、病気の著しい変化によっては専門医に診て貰う事です。


三、入浴の心得

【かぶり湯】
入浴前に熱めの湯をひしゃくで約百回〜三百回位後頭部にかぶると薬分を吸入すると同時に浴後のめまい、はきけ等の防止になります。

【半身浴の励行】
普通の温泉でも、全身に一時につけると血行がよくなり、一時的に血圧が高くなるものですが、本泉は特に高温で、又薬分も強いから最初2分間位胸あたりまで沈め、その後全身を沈めるとよい。

【お湯につかる時間】
一回のお湯につかる時間は二分〜三分位で上がっては休み、又お湯につかるを繰り返し、15分間が適当で、本泉の療法は短熱浴の浴法ですから、長湯は避けて下さい。

【こすらない事】
強い酸性の温泉ですから強くこすると、肌をあらしますからご注意下さい。

【飲用しない事】
本泉は浴用温泉ですから、飲用しますと胃腸、腎臓、歯牙等を害するので飲用しないで下さい。


四、「タダレ」を出して難病を根治する法

那須温泉に長く入浴しますと、特有の現象として股・わきの下・へそまわり等に皮膚炎をおこします。これを、「タダレ」が出たと言って、温泉が効いて体毒が排出され、病気が根治すると言われましたが、体毒とは関係なく体質によって異なり「タダレ」が出なくても充分効果があります。


五、どんな病気によく効くか

(1)疲労回復・健康増進 (2)胃腸病 (3)心筋衰弱・神経性血行障害・高血圧・低血圧 (4)婦人病(月経異常)
(5)皮膚病・蕁麻疹・魚鱗疹 (6)外科疾患・外傷後の処置 (7)痔病 (8)座骨神経痛・脊髄疾患・末梢神経痛
(9)ロイマチス・運動器疾患  (10)糖尿病
(11)其の他「鹿の湯」で治った実例として --> カリエス病、禿頭病、眼病、金属中毒、中風、水虫、しもやけ


六、湯の素の使い方

湯の素は、元湯・鹿の湯の特産で、家庭のお風呂に使用すると、鹿の湯が再現されるわけで、湯の素は普通一箱分を五回位に分けてお風呂に入れてご使用下さい。
元湯鹿の湯、旅館、物産展で販売しております。


七、湯もみ歌

一、 調子そろえて 声はりあげて ドッコイショ 板にあわせて コリャ 湯もみましょう チョイナ チョイナ
二、 那須はよいとこ うしろは茶臼 ドッコイショ 前は十里の コリャ 那須野ヶ原よ チョイナ チョイナ
三、 五十三度で きたえた身 ドッコイショ 早く見せたや コリャ 親たちに チョイナ チョイナ
 

八、那須音頭

一、 ハァー煙吐きます黄金の煙り ヨイトナー 那須の湯煙り薬の香り ヨイトサイサ
那須は高原よいところまいらんせサテ
那須のお山は チョイトチョイト お国自慢のお湯どころ ヨイトナ
二、 ハァー那須の与一や殺生石の ヨイトナー 昔語りは夢にも残る ヨイトサイサ
聴いてお帰り湯もみ唄まいらんせサテ
那須のお山は チョイトナチョイトナ お国自慢のお湯どころ ヨイトナ
三、 ハァー八州つつじは日本一の ヨイトナー 眺め八幡は一望千里 ヨイトサイサ
関の白河目の下にまいらんせサテ
那須のお山は チョイトナチョイトチョイトナ お国自慢のお湯どころ ヨイトナ



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